話を聞いてくれない心療内科は要注意
心療内科を選ぶ際のポイントとして、患者の話を聞こうとしない医者には要注意です。そのような医者は患者と向き合って診察しているのではなく、症状を見ているだけなのです。心療内科で扱われる病気は心の問題が原因となる病気ですが、心の状態は一人ひとり違っている上に、もしかすると心の問題が原因ではないかもしれません。ですので症状だけを見て患者と向き合わないような医者は、危険であるといえるでしょう。
よい心療内科とは患者と向き合い、その人固有の心の問題を見つめ治療する姿勢を持っている医者です。このような医者は顔を見て話を聞いてくれるので、自ずと信頼感を抱きやすいです。逆に何となくこの医者いやだなあ、と感じる場合、その直感は当たっていることが多いです。何となくの不信感は心理的な負担となり、治療を遅らせる原因にもなりますので、医者選びは直感も含めて慎重に行いましょう。
説明をしない心療内科も危険
心療内科が扱う病気は、何となく気分が悪かったり食欲がない、息苦しいなどといった微妙な症状が多いです。本当に心理的なものが原因なのか、心療内科はしっかりと説明する必要があります。患者への説明を行わない心療内科は、原因がはっきりわからないまま診断をしている可能性があるため危険です。心療内科は説明責任を果たしてくれるところを選びましょう。
また、むやみに薬を処方する心療内科も危険であるといえます。心の病気は薬を使わなくても治療が可能である場合があるからです。もちろん本当に薬が必要な場合もありますが、その際も詳しく説明してくれない心療内科は怪しむべきです。患者に十分な情報を与えてくれ、選択権を残してくれるような心療内科を選ぶようにしましょう。